雑記の記憶 Sep.2011

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[2011/09/11]
B.G.M.− 星空のラピス
その1
ゲームの話

Heroes of Might and Magic VI (→ http://www.mmh6.com)

新作くるのかぁーー!!

そんな訳で開発終了なりの噂が以前あったかと記憶しているんだが、

そんな記憶は捏造でした!

と言わんばかりの、デモ版がっ!

ttp://www.fileplanet.com/221898/220000/fileinfo/Might-&-Magic-Heroes-VI-Demo

さっくり....ではなく、延々とダウンロードを待って 1 日後にやっとダウンロード完了。
4.4GB もあるので、あっしの所の回線ではキツイのなんの。(^^;
さっそく解凍してみるも....

「ファイルが壊れているか書き込みが出来ないかで正しく解凍できません」

とかなんとか。orz

「まじっすかっ!?(TOT 再度ダウンロードとかどんな苦行だよ!(光回線にしろよって突っ込みはなしでw)」

Windows な付属でも、Lhaplus でも同様なエラーに....
諦め掛けた時に、ふと、前にツールによっては解凍できないパターン(?)があることを思い出して、7-zip(→ ttp://sevenzip.sourceforge.jp/)な解凍ツールをダウンロードしてインストール。
demo 版のファイルを指定して解凍してみると、あら不思議。
ちゃんと解凍できるじゃないですか。(^^;

「よっしゃー、早速インストール、いんすとぉ〜るぅ〜」

HoMM6 title
[タイトル]

大味なシステムになったかな?

とりあえず、まずはキャンペーンをやってみる。
今回、キャンペーンはチュートリアルも含まれているようで、Heroes of Might and Magic VI 独自のシステムを学ぶ上で有用な感じだ。
場面、場面で、操作できるボタンや機能を絞っているので、どんなことをさせて、何を学ばせたいのか、英語がわからんあっしも直感的に分かるようになっていると感じたので。

homm6-1
[チュートリアル。操作や情報を絞る為に必要のない所には南京錠な絵が]

で、キャンペーンは特に問題なく終了。
1,2 のふたつのみ play 可能なんであっと言う間に終わってしまった。

続いて、single play をやってみて、easy でやったにも関わらず、色々試しつつやっていたら、負けがほぼ確定な戦力差になって投了と(苦笑
結構さくさく進められたので、どっちをやっても 1 日掛からなかったかな。

homm6-2
[Sancturay の Magic 系 Hero]

そんな感じでお送りする第一印象でござる。
当然、製品版では変わる可能性があるし、あくまでもデモ版の感想なんで、そこんところよろしく....

今までの HoMM シリーズの中でも、度々システムの変更はあったけど、今回のシステムはかなり大味になった印象。
1.Hero のアビリティは好きに取れる
以前で言うところのスキルがアビリティへ呼び名が変わった。ランダム出現の二者択一ではなく、Hero が持つアビリティ一覧から好きに選べる。アビリティは Might ability と Magic ability があって前者が戦闘とか魔法以外。後者が魔法関連。アビリティはレベルがあがるとポイントが貰えて、1 ポイントに付き 1 つのアビリティが取得できる。アビリティには取得前提条件(レベルと前提アビリティ)があってそれさえクリアできていればなんでも取れる。しかも、レベルアップ時にポイントを使う/使わないは任意なので、例えばレベル制限ありのアビリティがあって、そのレベル制限が取れるまでポイントを使わない、というやり方も可能。(意味があるかどうかは別にして。笑)
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[上段「手」、「瓶」、「王冠」なグラフィックは左から Might abilities, Magic abilities, Heroic abilities]

2.魔法は魔法の分類だが取得方法はアビリティと同列に。
なんのことかと言うと、レベルアップ時に貰えるポイントを使って、魔法を覚えるようになった。従って今までのように「魔法の基幹アビリティを取って、町で魔法の塔によって魔法を取得する」という形式でなくなった。
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[魔法も abilities の1つとなってポイントで取得]

3.Hero の魔法はクラスによって取得可能なものが違う。
以前は魔法のレベル 3 までは取得できたと思うんだが、今回はクラスによって取得できる魔法が決まっている。ので、Necromancer で Light の魔法とか取れない(笑

4.Hero には、通常のアビリティの他のアビリティが実装
今までの Specialization に加えて、Faction Ability, Heroic Strike, Reputation と言われるアビリティが追加。Faction ability は 4 段階のレベルを持つ陣営特有の能力。heroic Strike は Hero の melee 攻撃時に追加される能力。Reputation は Hero の行動や使用アビリティ、魔法によって Blood と Tears というポイントがゲットできてポイントが一定値溜まるとレベルアップできる。レベルアップ後、Reputation の当該レベルのアビリティが使えるようになる。
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[Heroic abilities。Specialization はお馴染みのやつですな。]

5.町に関しても、建造出来る物はレベル分類による所が大きい。
町の建造物は結構 tree 的な展開が多かったけど、今回は Town level が支配的で、一部の建造物だけが前提建造物が必要になるのみって感じで、ざっくり分類な感じになった。
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[整理されたってことなのかな??]

6.資源に関しては陣取りの要素が入っている。
マップがエリア分割されていて、各エリアには Fort って言われるエリアを司る要塞(unit 置くことも可能。でも、町のように施設の建設とかはない)があって、それを手中に収めるとエリア内の資源は敵に取られなくなる。資源へ到着時には所有が変わるがターンが終了すると Fort を持っているオーナーに所有が勝手に戻ってくる。一方 Fort をゲットすると Fort のエリア内の資源が全部自分のものになる。(Neutral 属性は除くかも?) homm6-7
[左下がエリア、中央の建物が fort]

7.Unit の輸送が必要なくなったよ!
複数の町を取得した場合、一箇所で全ての町に居る Unit を雇うことが出来る。輸送の手間がなくなったのはいいけど、特定の町に防衛用の Unit を配置しようと思っていたのに、前線の町で Unit を全部雇って特定の町の防衛用 Unit が雇えなくなったり、うっかり敵に町を占拠されて直ぐに取り返したにも関わらず Unit 全部買い占められてとほほになったりと良いのか悪いのか分からないシステム(苦笑

8.占拠した町の陣営を変更することが出来る。
町を占拠すると自分の陣営に変更することが出来る。例えば、Neromancer やっていて Heaven な町を占拠すると、町の操作画面の下に「Convert」っていうメニューが追加されて、こいつを使うと Heaven な町を Necropolis に Convert 出来たりと....陣営は変わるので、雇える Unit も当然、変更後の陣営になります。
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[Convert。条件によって Convert 出来ない場合もあるが条件を崩せば出来るようになる]


大きな変更点っぽいのはこんな感じ?
あっしが気が付いた分だけなので、実はもっともっと色々とあるんだろうな。
全体的に、ざっくりと細かい部分を一まとめにしてしまっている印象があるなぁ。
(アビリティと Unit 雇う所とか)

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[戦闘シーン。Hero は Unit としては参加しないけど melee 攻撃や魔法が出来るパターン。]

良い、悪いは人それぞれだと思うので判断はお任せで、自分的な第一印象だと、
(上の番号に合わせての印象)

1.Hero のアビリティは好きに取れる
移動力アップの Logistics や Exp 絶賛増量中な Enlightenment が問答無用で取れるのが良いし、要らないアビリティの二択とかがないのは良い。反面、ランダム要素でゲットしたアビリティをどう活かすか?的な突発的要素がないのは寂しくもある。

2.魔法は魔法の分類だが取得方法はアビリティと同列に。
魔法を覚えるのがシンドクなった。これはかなりマイナス印象。魔法一つに 1 ポイントとかあり得ん。また、Unit の数が物を言う印象なのでこのままだと、Might and Magic じゃなくて、Might and Might になっちゃうよ。(苦笑)魔法特化にした場合のメリットがイマイチ見えない。やりこめば印象変わるかもだが。

3.Hero の魔法はクラスによって取得可能なものが違う。
ある意味、正統なんだろうが、もったいないなぁ、っていう印象があり。だって、Might ability の方は取得制限はあくまでクラスによる制限(Knight 系は全部、Spellcaster 系は 2 段階まで)のみで基本的に全部が選択範囲なのに、魔法は Light や Dark という属性がマルっと取れないので。HoMM では Tower 次第という要素が確かにあったけど、それも Map 次第な部分が若干あったからなぁ....

4.Hero には、通常のアビリティの他のアビリティが実装
Faction や Heroic Strike は特に何もないが、Reputation は面白いかなぁ、と思いつつ、行動のみではなくて戦闘時に使うアビリティ、魔法によっても影響を受けるのが、なんとも評価し辛いところ。(^^; あとは Reputation のアビリティの使い勝手が例によって例の如く付与されているアビリティによるってところかなぁ。Active 系だと膨大な Mana が必要な場合があって、これまた魔法で使う Mana との兼ね合いから使い辛い場合も....

5.町に関しても、建造出来る物はレベル分類による所が大きい。
建造物については、一つの建物 slot 的なものに、2 種類の何れかを選択するなど面白い部分があるんだが、ちょっと構造物少ない印象がある。綺麗にさっくり並べられているから少なく感じするのかな?

6.資源に関しては陣取りの要素が入っている。
陣取り要素は面白いとは思うが、以前だと戦力差がある時に足の速い Hero で敵対する陣営の資源を削ることで時間を稼いだりとか、負けている時の逆転要素をどうするか?が悩み所になりそう。逆にこっちが強いときには、Fort だけ警戒していればいいので楽にはなっているんだが。(笑

7.Unit の輸送が必要なくなったよ!
最初、各町ごとで雇って防衛戦力として使う予定だったので、いきなり unit がなくなったのでびっくりした。これも、うっかりしないようにすれば回避可能なのでいいのかな。輸送の手間がなくなった感じはあるがなんか、物足りない感じがあるんだよね。(^^;

8.占拠した町の陣営を変更することが出来る。
これは判断が難しいね。変わるのが気なるなら convert しなければいいんだけど、Unit の数による押し切りを考えた場合、一種類で統一しておかないと数が揃わないので convert の必然性が高まる。やらないで魔法とかで対応できるか?というと現状では、魔法がレベルアップ時に獲得するポイントによって入手する方式であり、威力も大したことないので魔法が主力になり得ない現状からすれば convet 一托に成らざるを得ないと思うし。(^^; 面白いアイディアだけに全体的なバランスに期待って感じでしょうか?
デモ版がいつリリースされたのかは、ちと分からんのですが、製品版では全体的なバランスも含めて、良い(面白い)方向へ向かってくれることを期待かな。(^^
2011/10/13 だかにリリースらしいので、楽しみなんですが、がっつリやっている時間がないのも明白なんで困りもん。(^^;

あと今回もまた collector edition みたいなのが出るんだけど、EU 地区だけっぽくて US での購入リストに出てこなかった。
そんな訳で EU なショップに頼んだんだけど、果たして信頼置ける店なのか分からないで買ったのでちょっと心配だったりする。(苦笑

何はともあれ、メモページの準備しておかないとな!(笑)

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[発売日 2011/10/13 発売っぽ!って 2012/10/13 だったりしたらどうしよう(笑]





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