数の暴力による恐怖。


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それは、2度目の Lord TAka の死亡から始まった。

TAka:「又死んでしまった」
TAka:「又ネズミにやられた(^^;」
と連絡が入った。

正直なことをいうと「なぜ、ネズミに? 油断でもしたのかな?」とその時は思ってしまった。
とりあえず、MaceFighter のキャラでプレイしていたので、そのまま準備を整えて Covetous L2 に向かう。

Covetous L2 にの入り口に付くとそこら中に rat の死体がある。
おいら:「うむ。確かにネズミは多そうだな。でも、Lord TAka が死ぬほどかな?」
そう思いながら、装備を回収するために洞窟の奥に向かって歩き出した。

3歩ぐらい足を進めて時、自分の考えを却下しなければいけないことに気が付いた........。
「こりゃ、すげー(^^;」
なんと、前方の通路を埋め尽くす程の sewer rat, gaint rat, slime が居る。
しかも、こちらに向かってくる.......。
「まぁ、これぐらいなら躱して先に行けるな。」
そう思いながらモンスターを誘導して、駆け抜けられるスペースを作りモンスターの横を走り抜ける。

「おし!上手くいったぜ.........どわぁー、なんじゃこりゃあ!!」

モンスターの横を走り抜けて、先に行くと今度は、harpy, giant serpent が加わった一団が前からやってくる。

その一団を見た瞬間、背筋に冷たいものが........。
「いくら接近戦用の MaceFighter とは、この数に周りを囲まれたら..........。」
昔のバージョンと違って、現在は魔法で体力を回復させようと呪文を唱えている時に攻撃を食らうと呪文の詠唱を邪魔されてしまう時がある。
そのため、迂闊に攻撃を食らう状態になってしまうと、体力を回復させられずに死んでしまうときがある。

とりあえず、8方向全て囲まれることを避けるために少しでも少ない数の相手をする場所を逃げながら探す。
しかし、モンスターはその数にものをいわせて、どんどん包囲網を狭めてくる。

「やばいこのままじゃあ.....」

あせりながらも、5方向しか囲まれない場所を発見。
そこまで上手く辿り付けるか分からないが、モンスターを躱しながらその場所へ向かう。

なんとかモンスターを躱し、また、モンスターを踏み越えて目を付けていた地点に到着。
ラッキーなことにそこは丁度 Lord TAka が死亡した場所のとなりでもあった。
また、Lord TAka が箱を持っていたことと、死体が無くなって荷物が床に置かれていた状態になっていたので、5方向しか囲まれないと思っていた場所は、4方向からしか囲まれなくなっていた。

が、倒しても倒しても数が減らないため、どんどん体力が減っていく........。
Greater Heal を唱える。
が、「Your concentration is disturbed, thus ruining thy spell.」といメッセージが虚しく表示され、呪文の詠唱がキャンセルされる......。
「やばい....」
すでに体力は、半分まで減っていた。
2度目の Greater Heal。
なんとか成功。体力が5分の4まで回復する。
が、回復した体力がみるみる減っていく。
「Flam Sanct」
Reactive Armor を唱えて自分に掛ける。
「よもや、ねずみ相手にRAする必要があるとは。」(^^;
そう、この頃肉弾戦には強くなったため、Earth Elemental 相手でも Reactive Armor は使ったことが無かったのであった。
それでも、Reactive Armor が切れるとどんどん体力が減っていく。
「死ぬかもしれんな。(^^;」
「しゃれにならん。(^^;」
「AR47で、歯がたたない。(^^;」
そう IRC に泣き言をいれつつ、念の為持ってきた、Greater Explosion を投げまくり、Greater Heal Potion を飲んで体力を回復し、タンスなど使いながら自分の防御を高めていくが、それでも押されている。※1

何度、死覚悟しただろうか..............。

そうこうしていると、Lord Halt が援軍に駆けつけてくれた。
Covetous L2 に着いたとい連絡が入った。
幽霊の Lord TAka が迎えに行って、しばらくして
Halt:「だめだ(^^;」
Halt:「俺じゃ死ぬ(^^;」
Halt:「Eyenos呼ぶ」
と、こちらに来れない状態。(^^;

5分ぐらいして画面したに Halt がなんとか到着。
Halt:「ぐおおお」
Halt:「すごいな」
Halt:「今デーモン呼んでなかった死んでたぞ(^^;」
と、いいながら、画面端のモンスターが居ないところで防御壁を展開する。
おいらの周りに Fire Field を炊いて援護をしてくれると共に Greater Heal を掛けてくれる。
「ふう、これで確実に体力を回復できるから安心して戦える。」

半分ぐらいモンスターが減っただろうか、が、一向に数が減ったように感じない。(^^;

この後、Gate Travel で、Lord Eyenos が援軍に来てくれたり、Ken とかいう知らない奴が勝手に Gate Travel の中に入ってきたり、L.D. が援軍に来てくれたり、幽霊が増えたり等色々あったが、何とか、Lord TAka の装備を回収。
残りのモンスターは、無視して Gate Travel によって、無事街に帰ることが出来た。
正味1時間の戦いであった................。(^^;※2


※1:タンスをモンスターの死体に開けば、その位置にタンスが出現する。よって、タンスが沢山あれば1対1の戦いに持っていけるのだ。
が、今回はよもやの事態だったのタンスを大量に持ってきていなかった。
※2:ネズミ相手に1時間も掛かるとは、どーゆーことよ。(^^; また、金など拾う余裕も無かったので戦利品もありませんでした。

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