レッドバグ漂流記。


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Quest もこなして、Faydwer 大陸向かうべく心地よい潮風に吹かれながら船に乗っていた。
船はすでに2つの目の孤島に接岸していた。
ここまでくれば、Faydwer 大陸の港 Butcherblock Mountain まではあとちょっとだ。
この船は、実時間で45分で1往復している。片道やく20分の船旅だ。

2つ目の孤島を離れ、岩礁の近くを通過しようとしたときに、××××××をするためにコマンドを入力したのだが間違って違うコマンドを入れてしまった。
と、次の瞬間画面が固まり、しばらくしてログアウトしてまった.......。
「え?なんで、いきなりログアウト!?!?普通 Sit & Camp し30秒待たないと駄目なはずじゃ.....。」
「いや、そんなことはどうでもいい! 今落ちた場所からは、岩礁を抜けてちょっと行けば zone を越えるのに。やばい!」
そうログアウトした位置からは港まで実時間で5分も掛からない。
再ログインを試みてみるが、ボタンに何の感触もない。
「うげ、まじかい!やってはいけない操作だったか!?」
あせりながら、EverQuest を終了しようとするが、なぜか全部のボタンが効かない。
「くそーーーー、リセットしかねーか。」
ようは5〜7分以内にマシンを再起動し、EverQuest に login できなければ、また、この Ocean of Tears に逆戻りしてしまう。
しかも、泳いで zone を越えることは出来ない!
「まぁ、5分以内に戻ってくればいいんだから、落ち着いていくか。(^^;」
って、もう5分も時間無いのに気がつかないぐらい動転しているのであった。(爆)

さて EverQuest の世界に戻ってみると、やはり船の上であった。
周りを見回してみるとさっき一緒に乗っていた面々とは違う、面子が乗っている。(^^;
おもむろに、「/who redbug」とすると.....、
「やはり.....。(ToT」
船は既に Ocean of Tears に戻っていた。
「しかたないこのまま船の上で、ぼっーーーとしていても仕方ないから、30分後に再ログインするか。」
一度、ログアウトして30分後に入ることにした。

..............................................

30分後再ログインしてみると、船に乗っている面子がまた変わっていた。
「よしよし、大丈夫みたいだな。」
「うーーん、あとどれくらいなのかなぁ。ちょっと早くログインしちゃったかなぁ。」
そんな感じで、暇を持て余していた時、さきほどの間違って入れてしまったコマンドが脳裏を横切った......。
「............(^^; まだ、ちょっと時間あるみたいだし、対処方法も分かってるから、さっきの偶然かどうか試してみようかな?(^^;」
やめときゃいいのに、そのコマンドを入力してみた。

その後、大航海っと違った、大後悔するとは、つゆ知らずに..........。

すると、先ほど偶然かと思っていたが、コマンドを入力したあと若干の処理があった後、すぐにログアウトすることができた!!
「おおおお!バグかぁ?! もしくは、まだ、中ではおいらは出現してままなのかな?」
「まぁ、良く分からんけど、このコマンドでログアウトできることは確かだな。」
「うんじゃ、またログインしてみるか......、あ、一度 EverQuest を再起動した方がいいな。」

EverQuest に再ログインして、サーバーを選択、キャラを選んで Norrath の地に舞い戻っ....、
あれ?!あれれれれれ!!!!!?!?!?!?!?
船が無いぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!
そう、「Norrath の地」ではなく「Norrath の海」に舞い戻っていたのであった。(爆)
「まじか!? しゃれにならねぇー。(^^;;」
周りを見渡してみるが、おりしもゲーム時間は夜。
Human のおいらには、周りは真っ暗。(爆)
空が若干明るいので水平線にある景色は見えるが、それでも島らしき陰は何も見えない。
「うーーむ、とりあえず、一定方向に泳ぐしかないか.......」
Sense Heading で自分が泳いでいる方向を確認しながら、ひたすら泳ぐ。

カメラ視点などを使って周りを見渡しながら泳いでいるが、一向に何も見えてこない。
徐々にスタミナのゲージが減っていく.......。
「.........スタミナが無くなったらどうなるんだろ?もしかして泳げなくなって溺れるのか?」
「やばい、やばすぎる。こんな海で溺れたら、装備は回収不能だ。」
White Sash を手に入れていたことや、その後ちょっと遠出したときに入手した、Large Backpack、大漁の食料、釣竿等、結構な資産を運悪く持っていたのであった。
しかし、泳げども泳げども、漆黒の海が広がっているだけであった.......。

スタミナゲージの bubble が残り1メモリ切ってしまった.....。
「............(ToT、こりゃ、死亡かなぁー。(ToT」
「なんとかして、スタミナゲージ減らさない方法ないかなぁ?」
カメラ視点を止めて、海に潜ってみたり、立ち泳ぎしてみたりするが、やっぱりスタミナゲージは減っていく。
「だめか............、諦めるしかないかな、こりゃ......。(ToT」
などと思いながら、再度海に潜ってみたとき!
「おおお!? 今一瞬前方に見えたポリゴンはなんだ!? もしかして!」※1
そのポリゴンの方に向かってひたすら泳ぐ!

「やった!!!!島だ、島がみえてきたぁー!!!!」※2
島
ちょっと小さ目な島が見えてきた。
「あれ?見たこと無い形の島だな。ってことは、またここから船がある島を探さないと駄目なのか.......。(^^;」
「とりあえず、スタミナ無くなるから上陸しよ。」
「ふーーー、とりあえず、良かった。スタミナ切れとかしたらどうなるか分からないけど、溺れそうだからなぁ。(笑)」
「さて、島がどうなっているか探索してみるか。」
上陸して、島の上の方を見てみると木の横に、なんか人影らしきものを発見。
「お、なんかいる見たいだな。どれどれ、target して.......、げっ!」
target しみると、なんとそれは、「a spectre」。(爆)
さらに consider してみると、当然、Red Message。
Spectre
「ぐはーーーー、やばい。とすると、周りには、まだ、このクラスのモンスターがいると考えていいな。(^^;」
「移動は念の為、Sneak (忍び足)使うか.....。」
普段は、今スクリーンショットを取っている画面モードは使わないのだが、夜だと周りのツールバーみたいのが画面を明るくしてしまって見えないので、ツールバーを消して周りを探索する。
「あ、スケルトンがいるな。どれどれ調べてみるか。」
案の定、greater skeleton と言われる、スケルトンは、Red Message。
「まっ、当たり前と言えば当たり前だな。さて、島の反対側も確認したいけど、陸伝いに行くのは無理だな。泳いで回り込むか。」
今来た道を戻り、海へ。

島の周りを周り込むように進路をとり、島の裏側に。
「うーーーん、やはり、ひときわ小さな孤島だったか。」
あっというまに裏側へ周り込めてしまった。
とりあえず島に上がり何かないか探してみる。もちろん Sneak を使って......。
夜が明けてくるようで少しだが周りが明るくなってきた。
「おや、こりゃなんだ?」
なんか、青い台形をした石があった。

クリックしてみたり、乗ってみたりしたが、特になにも反応がなかった。

「うーーん、他には何もないのかなぁ?」
「怪しいとすれば頂上の spectre が四方を固めている木みたいな所か...........。」

「まぁ、帰り方も良く分からんし、ネタってことで近くに行ってみるか。」
Sneak をして、Spectre の近くまで寄って行く。
「お、真横まで来たけど気が付かれてないぞ。しめしめ、ここには何があるんかいな?」
中央の木らしき物を調べていると、
どかっ!!!!!!
「うお!?!? 気が付かれたか!?」
死を覚悟していたので、Spectre の方を向いて、ついでにアップを撮ってやろうと思いスクリーンショットボタンを押そうと思った時には、既に地面へ這いつくばっていた.......。
「.............、つよー。(ToT」
lifeforce drain にやれてしまったようでした。(^^;
ちゃんちゃん。(笑)

その後、Freeport から船に乗って、Butcherblock Mountani まで、おとなしく乗っていたのは言うまでもない。(爆)
装備回収不能だしね。(^^;


※1:EverQuest はよく出来ていて、海の中までちゃんと物を作っている。桟橋などを見てみれば分かるように、ちゃんと柱が海の底まで到達しているのだ。
※2:スタミナゲージに注目。まじで、あと1、2ドット。(爆)

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