神々の選択。


[PREV] [UP] [NEXT]



1998年1月21日.......、その日は Britannia の住人、それも冒険者に取ってはハルマゲドンが起こった如くの衝撃があったに違いない。

それは、誰もが知っている「Version 1.25.25」が発端だった.........。
その世界変動は後世にこう語られるに違いない。
「極端なんだよぉ!! オ○ジ○のばかぁーーーーーー!!!!」※1

今まで我が物顔で世界を歩いていた魔法使いがモンスターに平伏し、その変りに弓使いが世界の頂点へと駆け上がっていったのである。

魔法使いの詠唱は高サークルになればなるほど、集中力と呪文の詠唱時間を必要とするため非常に大変になった。 しかも、魔法を詠唱している間に攻撃を受けると詠唱が中断してまう。 また、詠唱中には移動も出来ない......。
逃げようにも囲まれてしまって逃げられない状況が多発した。
Recall しようにも、攻撃を受けて詠唱が中断してしまう。
Greater Heal も同様だ。
まさに、魔法使いの長所というべき能力にはかなりの足枷が掛かってしまった。
しかし、悪いことばかりでは無い。
呪文に必要な消費マナは減り、高サークルの呪文の破壊力が上がった。
だが、その代償はあまりにも大きかった。

脚光を浴びたのは、弓使いだった。
今まで苦渋を舐めさせられていた弓使いは、今までの鬱憤をはらせるような世界変動だ。
弓使いは移動しながら攻撃が可能。しかも、ノーマルの弓でも、ダメージがかなり多い。※2
あまつさえも、弓を使用している状態でが飲めたりするわけだ。
一応、弓も両手武器なのに........。謎だ。(^^;

そう、世界変動はこれだけではなかった。
今までの暴虐無人振りが神の怒りを買ったのか、はたまた、モンスター達が自力で進化を遂げたのか........。
世界のあちこちで、歴戦の勇者達がモンスターの足元に倒れているのをおいらは見た。
しかも、Dread Lord まで........。(^^;(笑)
今までの戦略が灰となり、新たなる策を見出す前に冒険者は狂暴になったモンスターの前に崩れ落ちていく......。
これはダンジョンの中だけの出来事では無く、街を一歩出れば誰でも遭遇できるだろう。
モンスターの数は以前より増え、狂暴になっている。
こちら側から手を出さなくて奴等は自分達の存在を嗅ぎつけ、すぐに襲い掛かってくる。

忘れてはいけない、熟練な冒険者が幾人も倒されていることから分かるように、ここは以前の Britannia とは違うのだ。
くれぐれも注意めされるように.......。


※1:おいら個人の意見としては良いバランスになったと思うけど、魔法使いのキャラクターを使用しているときに、この「心の叫び」が体中を駆け巡るね。(^^;
※2:移動しながら撃てても命中率が極端に落ちるので、ちょっとは考えていると思う。

[PREV] [UP] [NEXT]